港区清家新区長 初の区議会で政策方針/New Minato Ward Mayor Seike Announces Policy Policy Policy at Council Meeting
都政 - 2024年7月16日 20時15分
先月(6月)28日に就任した港区の清家愛新区長がきょう(16日)区議会に初めて出席し、こども園の設置など今後の区政の方針を示しました。
きょう(16日)初の区議会に出席した清家愛新区長。多くの区民が傍聴に訪れ、立ち見の人も出るなか、区政の方針を表明しました。
港区清家愛区長:「期待を失望に終わらせない 責任と覚悟を持って政治の世界に身を置いている/全身全霊をかけて皆様の期待に必ずお応えしてまいります」
清家区長が今後の政策として最初にあげたのがこども園の整備です。
清家区長:「保育園と幼稚園の壁を無くし一体的に整備をする誰でもこども園構想に挑戦します」
港区では近年、幼稚園に通う園児の数は減り続け、2020年度の1157人から、昨年度は716人と約4割ほど減っています。
一方で保育園の園児の数は横ばいとなっていることから清家区長は、幼稚園で培われた教育のノウハウや設備を活用し、幼稚園と保育園の両方の機能を持つこども園を整備していく方針を示しました。
清家区長:「全ての子どもが良質な保育と教育を受けることができる環境づくりをすすめていく」
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きょう(16日)の区議会で清家区長は他にも新たな政策を掲げました。
防災対策では、これまで行われてきた旧耐震基準のマンションの建て替えや補強の支援に加え、新耐震基準で建築されたマンションも支援する区独自の制度をつくる方針です。また区役所の中で20%未満に留まっている女性管理職の割合を50%まで増やすことや区長の任期を3期12年までとする多選自粛条例の制定を目指すということです。
あす(17日)から一般質問が行われる港区議会は今月26日まで開かれる予定です。