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都議会各会派と小池知事が面会…これからの向き合い方は? 距離感が鮮明に

都政 - 2025年8月1日 19時00分
6月の東京都議会議員選挙の後、8月1日に初めて都議会の会派の役員と東京都の小池知事が面会しました。各会派の知事との向き合い方が見えてきました。

都議会第1党を奪還した都民ファーストの会は「東京大改革を共に進めていく」として、党の特別顧問を務める小池知事との連携を改めて強調します。都民ファーストの会の森村隆行代表は「しっかりと都民の負託に応えられる議会運営、新たに都議になったメンバーの力を引き出す会派運営をする」としました。

歴史的大敗によって第2会派となった自民党は協調路線を表明する一方で「是々非々の議論をしていく」と話します。都議会自民党の小松大祐幹事長は「これからも小池知事をはじめ、皆さまとの真摯(しんし)な議論を経て、東京のプレゼンスを高める」と述べました。

立憲民主党は都議選後に野党会派などと合流して議席を増やし、自民と同数の第2会派になりました。「熟議の都議会を実現する」として、知事と対決姿勢を鮮明にしています。「都議会立憲ミネ無」会派の竹井庸子幹事長は「多様性を生かしながら、精いっぱい皆さま方と対峙(たいじ)させていただきたい」と話しました。

新たに会派が設立された国民民主党は協力体制を取る姿勢ですが「政策の詳細については議論する」という方針を示しました。国民民主党都議団の坂本雅志幹事長は「執行部や関係各局との対話・連携を大切にしながら、都政の前進に貢献していきたい」と語りました。

面会後の定例会見で小池知事は「都議会、そして都政・都の執行部はまさに車輪の両輪。それぞれ意見交換しながら都政を前に進めていきたい。その思いは共通だと思っている」と述べました。

8月8日には都議会臨時会が開かれ、正副議長と常任委員会の委員を選出する予定です。

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