立川市長選挙 有権者が選ぶ政策は? 投票マッチングのデータ分析
都政 - 2023年9月1日 20時15分
ここからはあさって(3日)投開票となる立川市長選挙についてお伝えします。5人が立候補している今回の選挙戦、有権者が選ぶ政策を投票マッチングのデータから紐解いていきます。
「立川市の経済の礎となっているのが安定市政なんですよ」「斬新なアイデアで立川の未来を切り開いていこうという」「この街の新しいエンジンとなって、この立川をつくっていきます。」
新人5人が立候補する 立川市長選挙。16年ぶりに誕生する新たなリーダーは?そして今、有権者が重要視する政策は?
ここからは立川市長選挙を取材する白井記者とお伝えします。
今回、TOKYO MXは選挙ドットコムと共同で立川市長選挙の「投票マッチング」を行っています。政策に関する複数の設問に答えることで、有権者が自分の考えに近い候補を調べることができるようになっています。このように、現市長である「清水庄平市長の進めて来た政策を大筋で継続すべきか」という質問では、
主要候補で見比べてみると清水さんは「賛成」、伊藤さんは「どちらとも言えない」、酒井さんは「反対で」と三者三様の答えとなっています。今回候補者には全部で14の質問をしていて、その答えと自身の考えがどれほどマッチしているかサイト上で照らし合わせることができるんです。
さて続いてはこのサービスを利用した有権者がどういった政策に注目しているのか見ていきます。
サイトでは重視する設問を3項目選ぶことになっていて、こちらは立川市内に住む18歳以上が重視した項目です。
1位は「福祉サービスよりも経済活性化を優先して進めるべきか」で、45.4%
その次は「高齢者福祉よりも少子化対策に財源を優先して配分すべきか」で、38.6%
そして、「子育て世代への給付金」が上位に入っています。
経済と福祉との両立の是非という部分が、立川市の有権者に注目されているように見えました。
ほかにもPFASや自衛隊関連の質問もあるなか、こうした経済と福祉に関する部分に注目が集まっているのは、木寺さんはどのように分析されますか?
明治大学教授 木寺元さん⇒経済に関心が高い、高齢化率が若干高いので福祉に関心が高いと見ています。
新たなリーダーを決める選挙です。選挙ドットコムのサイトからマッチングを行うことができるので、立川市の有権者は、投票先を決める際にぜひご活用ください。