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練馬区 納付ミスで3700万円追加徴収

都政 - 2023年10月4日 20時00分
練馬区で、職員のボーナスに課される源泉所得税の納付が3年間にわたって遅れ、税務署から約3700万円を追加徴収されることが分かりました。練馬区は緊急で会見を開き「行政としてあってはならない」として、謝罪しています。
副区長:「この度はまことに申し訳ありませんでした」「行政としてあってはならない事務処理で重く受け止める」
練馬区によりますと、職員に支給する夏のボーナスの所得税は、7月10日までに納付する必要がありましたが、職員が手続きを誤り、9月に税務署の指摘により発覚したということです。一昨年から今年まで、3年間にわたって納付が遅れていたということで、延滞税など合わせて約3700万円を追加徴収されることになりました。
副区長:「納付期限を誤認していたことにより税務署への納付が遅れた」
銀行の事務処理方法が変更されたにも関わらず、担当者が納付期限を本来の期限の1カ月後と、誤って認識していたということです。「あってはならないミス」に区民からは怒りの声が…
「3年もあれば、何かしらの内部などの調査などでメンテナンス的なことことはやっているべきではあったはずなので残念ですね」「ちゃんと見直して再発しないようにやってもらいたい」
区は追加徴収される金額について「職員の保険でカバーする」と説明していて、区長と副区長は3カ月間30%減給する方針です。

都政