TOKYO MX > ニュース > 「デフ」アンバサダーに手話を使うAIアバター登場

TOKYO MX ニュース

東京で暮らし
働く人のためのニュース番組

「デフ」アンバサダーに手話を使うAIアバター登場

都政 - 2023年10月6日 20時30分
2025年に開催される聴覚に障害がある人の国際スポーツ大会「デフリンピック」について、きょう(6日)大会のアンバサダーが発表され、手話を使って話すAIアバターが就任しました。

「アンバサダーに就任したのはCGアバターのキキです。キキは日本語の手話だけでなく、アメリカの手話などたくさんの手話を学んでいるということです。」

今回、手話を小学校時代に習ったことのあるタレント・長濱ねるさんらとともにアンバサダーに選ばれたのが、インターネットなどでの仮想空間上のキャラクターであるアバターの「キキ」です。キキはAI技術を活用して、日本語を手話に変換し、競技会場やイベント会場でのデジタルサイネージ上で、来場者の誘導や案内などで活躍する事が想定されています。

また、キキは現在、日本で使われる手話およそ7000語とアメリカで使われる手話数百語を学ぶほか、今後、世界の手話の中で、公用語として使われている国際手話も習得し、海外からの観客にも広く対応できるようにしたいということです。

東京都担当課長
「なんだろうこれはと最初の一歩として思ってもらえれば共生社会を考えるきっかけになると思うのでそういったところに期待」

都政