マレーシアで行われた聴覚に障害がある選手たちのデフサッカー・ワールドカップで、男子日本代表が史上初の快挙を成し遂げました。
手話を交えた国家斉唱で始まったデフサッカーワールドカップの準決勝。同点で迎えた延長戦の前半8分、エースナンバー10番を背負った岡田のシュート、これで均衡を破ると更に21分、再び岡田。なおも後半アディショナルタイム、三たび岡田、エースのハットトリックで逆転勝ちの日本、史上初の決勝進出を決めました。そしておととい行われたウクライナとの決勝戦でも…2点を追う終了間際、またしても岡田、日本は、2年前のデフリンピックチャンピオンであるウクライナにあと一歩及ばず敗れましたが、初の表彰台となる銀メダルを獲得、日本デフサッカー界に新たな歴史を刻み、大会通算7得点の岡田はMVPに選ばれました。そして、きのう（8日）約50人のファンが出迎える成田空港に降り立った日本代表。次なる目標は、デフリンピック東京大会での黄金のメダルです。
岡田さん：「次は必ず金メダルを取りますので、引き続きみなさん応援よろしくお願いします。」