“パワハラ”を受けたとして日大・沢田副学長が林理事長を提訴
その他 - 2023年11月27日 20時00分
日本大学の沢田康広副学長がきょう(27日)、辞任を強要されるなどのパワハラを受けたとして、林真理子事長に1000万円の損害賠償を求める裁判を東京地裁に起こしました。
訴えなどによりますと、薬物事件の対応に当たっていた沢田副学長は事件後の今年8月から9月にかけ、合理的な理由なく学内の幹部会議などへの参加を禁じられました。また、9月上旬には林理事長から辞任を要求されたといい、こうした行為がパワハラに該当すると主張しています。薬物事件を調べた第三者委員会の報告書は、沢田副学長が今年7月、寮で大麻のような不審物を見つけてから警視庁への報告までの「空白の12日間」が大学の信用を失墜させた最大の原因と指摘しました。さらに、林理事長や酒井健夫学長の対応の甘さも批判しました。