石川県志賀町できのう（1日）震度7を観測した能登半島地震。各地で建物の倒壊や崩壊、火災が相次ぎ少なくとも死者は合わせて48人となりました。
きのう（1日）午後4時10分ごろ石川県志賀町で観測された震度7の地震・・石川県内では一夜明けたきょう（2日）も震度5弱が観測されるなど、地震が続いていて各地で多くの被害が出ています。
「午前9時半過ぎです。加賀市にある道路は地震の影響で陥没している。」
加賀市では住宅街にある一部の道路が陥没し車両の通行止めが行われていました。
「とにかくビックリした。今までは人ごとのように思っていた。」「ものすごく揺れが大きく怖くて外に出ました。」
地震の爪痕は小松市内の神社でも・・
「中の灯ろうが倒れ、壁が崩れている。」
境内にある石の灯ろうが地震の揺れにより合わせて５つ倒れたということです。
「灯籠が倒れるとは相当の地震では？」関係者：「そうです。倒れる事は今までなかったです。ほとんど横揺れです。横揺れでちょっと長め。時間的に長かったね。」
そして地震の影響により依然として断水が続く地域も・・
「小学校に給水所が設置されていて水を求める人で長い列ができています。」
「断水でトイレも何も使えない黄色い水が出た」
大規模な火災も発生したほか、ビルが倒壊するなど建物の崩壊も複数の自治体で起きています。
「志賀町に来ています多くの住宅の屋根の瓦が落ちていてこちらの住宅ではブロック塀が折れています」「2階建てとみられる住宅が崩れてしまっています」
甚大な被害を受け、岸田首相は被災地の要望を待たない「プッシュ型支援」を活用し被災者支援に取り組むよう関係省庁に指示しました。
岸田首相：「引き続き、活発な地震活動が予想されるので、住民の皆さまにおかれましては、危険な場所に立ち入らないなど安全第一で行動をお願いいたします」「被害状況などについての悪質な虚偽情報の流布は決して許されるものではありません。こうした行為は厳に慎んでいただきますようよろしくお願い申し上げます」