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自民党、総裁選へ準備が本格化 選挙管理委員会を立ち上げ/LDP presidential election begins in earnest

その他 - 2024年7月26日 20時00分
自民党は総裁選の選挙管理委員会を立ち上げました。これで、総裁選に向けた準備が本格化する見通しです。

自民党は9月に予定されている総裁選に向け、7月26日午前に行われた総務会で選挙管理委員会のメンバーの決定を報告しました。自民党総裁の岸田首相が指定した選挙管理委員会のメンバーは、逢沢一郎議員や中谷元元防衛相など11人です。8月上旬にも開催される選挙管理委員会の初会合で逢沢議員が委員長に選任されることが有力視されています。これまでの総裁選では委員に各派閥のバランスを考慮してきましたが、派閥解消の流れを踏まえ、今回の総裁選では選出地域を重視した人選となったということです。

<自民も立民も9月に“次のトップ”決定へ>

自民党の総裁選は9月20日から29日の間に投票と開票が行われる予定で、岸田首相をはじめ、石破元幹事長や茂木幹事長などが出馬に意欲を示していますが、現時点では誰も出馬表明はしていません。内閣支持率の低迷が続く岸田首相の出馬については、最も近い側近として知られる木原幹事長代理が24日、岸田首相が立候補を断念する可能性について「ないと思っている。これまでの成果には自信がある。堂々と出れば戦える」と述べています。ただ、具体的な指示は「今のところ全くない」としています。一方、石破元幹事長は出馬するかどうかを判断する時期について「お盆が1つのめど」だとし、茂木幹事長も9月上旬までに判断する意向を示しています。河野デジタル相と高市経済安保相は閣内にいて、岸田首相を支える立場ということもあり、出馬については明言を避けています。共同通信の世論調査では「次の総裁に誰がふさわしいか」聞いたところ、トップは石破元幹事長、2位が小泉進次郎元環境相、3位が上川陽子外相と河野太郎デジタル相となっていて、岸田首相は6位にとどまりました。

一方、野党第1党の立憲民主党も泉代表の任期満了に伴う代表選挙を9月に予定していて、自民党総裁選の直前に当たる16日の投開票を軸に検討しています。代表選は泉代表や枝野前代表の出馬が有力となっていて、政権交代に向けた野党連携の在り方などが争点となる見込みです。

与野党それぞれのトップを決める選挙まで残りはおよそ2カ月です。

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