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派閥から「カネとポスト」機能を除外 岸田総裁が中間報告の了承を明らかに

その他 - 2024年1月23日 20時10分
政治資金パーティー裏金事件を受けた政治刷新本部はきょう(23日)で5回目です。中間報告案について議論され、先ほど岸田総裁は政治刷新本部の全体会合で中間報告が了承されたことを明らかにしました。
きょう(23日)正午すぎ、集まった岸田派の議員に向け、派閥のナンバー2林芳正官房長官のコメントが伝えられました。
小野寺五典元防衛相(林芳正官房長官のコメント代読)「政治の信頼回復を図る観点から大変重い決断になりますがケジメをつける意味で宏池会(岸田派)を解散する方針とさせていただきました」
岸田総裁が今月18日に表明していた岸田派の解散について所属議員に説明した形でこれが岸田派が集まる最後の会合になるとみられます。自民党派閥の解散の動きがすすむ中…
「これからこちらの部屋で政治刷新本部が開かれます」
政治資金パーティー裏金事件を受けた政治刷新本部は今回で5回目。きょう(23日)は今週中に取りまとめる党改革の中間報告案の議論が中心となりました。
岸田総裁:「これまで言われてきたいわゆる派閥を解消して真の政策集団に変わっていくためにはどうしたら良いのか これを議論しなければならない」
中間報告案では派閥の全面解消には踏み込まず「カネとポスト」の機能を切り離した「政策集団」として存続することが柱です。また政治資金規正法違反が判明した場合、党から解散を要求できる仕組みにするほか議員が逮捕、起訴された際の党の処分を厳格化し会計責任者が立件された場合でも議員を処分することなどが盛り込まれています。
そして先ほど岸田総裁は政治刷新本部の全体会合で党改革の中間報告が了承されたことを明らかにしました。また解散を決めていない麻生派・茂木派・森山派の3つの派閥については「党の新たなルールに従ってもらう。派閥ではなくなる」と話しました。

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