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きょうから値上げ続々・・・食品約3600品目で値上げ

その他 - 2023年6月1日 20時30分
また、今月も値上げです。食品およそ2600品目が、新たに今月から値上げされます。続く物価高の中、家計のやりくりに苦慮する声が聞こえてきます。

80代男性:
「高いよ物価は!」

70代主婦:
「大変です 年金生活で」

今月も続く値上げ。帝国データバンクの調査によりますと、今月の食品の値上げは即席めんや調味料など3575品目にのぼります。とどまることのない値上げに、街からは、我慢を続け、やりくりに苦慮しているという声が聞かれました。

70代主婦:
「何とかなりませんか」
「外食に行ってメインだけ食べて、副菜はやめる」
「基本的に好きなものは我慢しないようにしているが、やっぱり抑えてしまう」

80代男性:
「アルコールが一番高いので、飲むのをやめた」
「買い物に行くと「あれなんでこんなに払うの」と。今まで(1度の買い物が)2000円くらいだったのが、だんだん上がって3000円くらいになった」

値上げとともにますます強くなる節約志向。そんな中で来店客数を伸ばしているのは、やはりディスカウントスーパーでした。

客:
「キャベツ10円!」

新鮮な千葉県産キャベツが1玉なんと10円!2台のカートを押してレジに向かう人も。都内と埼玉県に7店舗を展開するこちらのディスカウントスーパーでは、さまざまな商品の値上げが続く中でも、企業から売れ残った商品などを大量に仕入れることで、常に低価格での販売を実現しているということです。

70代 3人暮らしの主婦:
「ほかの店より安い」
「必要なものはホワイトボードに全部書き出しておいて、これはこの店と選んで買っている」

さらにきょうは毎月1日限定の“激安イベント”も開催され、1時間前から客が並ぶ盛況ぶりでした!

「500円!500円!」

会長と客が言い値で商品を競り合う「バカ値市」では、定価3000円のお菓子が交渉次第で500円になるなど、まさに「激安価格」に。飛ぶように商品が売れていきます。

スーパー社長:
「店にもよるが 来店客数が10%近く伸びているところもある」
「いい品物がどのくらい安く売っているのかなと 来ていなかった客が新しく来るケースが多い」
「我々としては1円でも安く提供したい 非常に値上げとなると心苦しい」

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