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台風7号 強い勢力で今週末に関東接近へ/Typhoon No. 7(Ampil)to approach Kanto this weekend with strong force

その他 - 2024年8月13日 20時00分
きょう(13日)発生した台風7号は、強い勢力で今週末にも関東に接近する見通しです。南海トラフ地震への警戒が続く、伊豆大島では、台風への対応にも追われています。
きょう(13日)午前3時に発生した台風7号は、日本の南を発達しながら北上しています。
あす(14日)夕方から夜にかけて小笠原諸島に最も接近する見込みで、金曜日(16日)から土曜日(17日)頃にかけて、強い勢力で東日本や北日本に接近し、大荒れや猛烈な、しけとなる恐れがあります。金曜日(16日)に最接近する見通しとなっている伊豆大島ではきょう(13日)、台風に対する対策会議が行われ、避難所や、水や食料などの備蓄品の認などが進められています。
大島町役場電話:「令和元年に風台風という結構その時は大島南部だったんですけど その辺のおうちの屋根とか飛ばされたことがあったんです それとすごい進路が似ているということで 雨以外にも風にも警戒しているというところですね」
また島では、台風の影響で定期船が止まることを懸念し、住民は生鮮食品などを備蓄し、台風に備えているということです。気象庁は今回の台風について、土砂災害や低い土地の浸水川の増水などにも警戒を呼び掛けています。
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台風7号はこの週末関東に大きな影響をもたらすおそれがあり、早めの警戒が必要です。
台風7号はあす(14日)小笠原諸島に最も接近。その後、金曜日(16日)には暴風域を伴って強い勢力で伊豆諸島~関東にかなり接近。予報円の中心を進めば、八丈島のすぐ近くを通過。具体的な風と波の予想もでてきて、
最大瞬間風速はあす(14日)から小笠原で30メートル、伊豆諸島はあさって(15日)40メートル。何かにつかまらないと、立っていられないような風。波の高さはあす(14日)から小笠原で6メートル、伊豆諸島はあさって9メートル。大しけとなりそう。
その後金曜に関東に近づく頃には中心気圧が955hPa最大瞬間風速は60メートルが予想されている。
過去に似た勢力で上陸した台風に2019年の台風15号がある。【2019年の台風15号】中心気圧960hPaで千葉県に上陸。首都圏中心に記録的な暴風をもたらし、建物の破損や大規模な停電が発生。今回の台風も同様の被害をもたらすおそれがあるので、しっかりとした備えが必要に。
金曜日(16日)の午後3時頃。台風の中心は三宅島のすぐ西。台風周辺の活発な雨雲が伊豆諸島に。台風外側の雨雲が都内にも。ここに猛烈な風も吹き荒れる。もしものことを想定した備えを。最後に、各地域の警戒時間帯をまとめ。
【警戒時間帯】
小笠原諸島はあす(13日)~木曜日(15日)にかけて大雨に警戒。
伊豆諸島は木曜日(15日)~金曜日(16日)にかけて長い時間警戒が必要。
東京地方は金曜日(16日)に、警報級の大雨や暴風となるおそれ。
台風7号は速度が比較的ゆっくりで、その分影響が長引くおそれがある。気象情報や交通情報に注意し、早めに対策をしてください。
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ここで台風に関する最新情報です。JR東海によりますと
東海道新幹線は台風接近に伴い今週金曜日(16日)から土曜日の間で全線または一部区間で計画運休や列車の遅れ、運転見合わせを行う可能性があると発表しました。この期間を避けた行程への変更を検討するよう呼び掛けています。そして去年もこの時期は台風による影響が出ました。去年8月、東海道新幹線は台風による大雨の影響で、東海道新幹線は名古屋ー新大阪間で終日運転を取りやめ、東京ー名古屋間は本数を大幅に減らしました。
また空の便でも欠航が相次ぎ、西日本行きの便を中心に日本航空が253便、全日空で319便が欠航し、約5万2千人に影響が出ました。
そして翌日も東海道新幹線は、大雨の影響で約6時間に渡り全線で運転を見合わせ混乱が起きました。今年も台風が近づいていて同じようなことが起きる可能性があります。今週後半に移動を考えている方は計画を見直してもいいかもしれません。そして台風が近づく前にできる対策も見ていきます。
まず家の外では雨戸や網戸の固定、屋外に出しているスリッパなどは家の中に閉まっておきましょう。またスムーズな排水のために側溝や排水溝を掃除しておくことも重要です。また家の中でできる対策としては窓ガラスが割れる事態に備えて飛散防止フィルムを貼っておくことや非常時に備えて水を確保しておくようにしましょう。
台風接近前から早めの対策を心がけましょう。

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