続いては今月28日に投開票が迫る衆議院・東京15区の補欠選挙です。作家の乙武洋匡さんがきょう（8日）、補選に“無所属”で立候補すると表明しました。
自身が副代表に就任した「ファーストの会」には、推薦依頼を出すということです。
小池知事とのポスターが大量に貼られた壇上に、電動車いすで登場した作家の乙武洋匡さん。
（無所属　乙武 洋匡 氏）
「無所属で立候補する決意を固めましたことをご報告させていただきます。政治が助けるべきはずの人々を助けられていない、むしろ政治が人々を苦しめてしまっている」
乙武さんは、小池知事が特別顧問を務める地域政党の「都民ファーストの会」が国政進出に向けて設立し、自身が副代表に就任した「ファーストの会」からの擁立ではなく、無所属で立候補することを強調しました。
（無所属　乙武 洋匡 氏）
「今回はまっさらな状態で勝負をすると、そういうことの方が、この政治不信という状況がまん延している中では、ふさわしいのではないかということで、あくまでファーストの会公認ではなく、無所属という形を取らせていただいております。」
ファーストの会に対しては、推薦依頼を出すとしていて、現時点では、推薦する方向で調整している自民党を含め、他の政党には支援をお願いしていないとしました。
また、衆議院・東京15区の補欠選挙を巡っては、政治団体・つばさの党の根本良輔さんが、きょう（8日）立候補を表明しています。
他にも、きょう（8日）現在で、立憲民主党の公認で、共産党が支援を表明する酒井菜摘さん、日本維新の会の金澤ゆいさん、参政党の吉川りなさん、政治団体・日本保守党の飯山あかりさん、無所属の秋元司さん、無所属の須藤元気さんが、これまでに出馬を表明しています。
補欠選挙は、今月16日に告示され、28日に投開票が行われます。