台風7号近畿を縦断 各交通機関に大きな影響(今後の交通情報)
その他 - 2023年8月15日 20時00分
近畿地方を縦断している台風7号は都内の交通機関にも大きな影響を与えています。新幹線が一部区間で運休し、飛行機が欠航したことにより、都内でも多くの人がお盆休みの予定の変更を余儀なくされました。
西日本の各地で猛威を振るう台風7号…。各交通機関は始発から運休や欠航が相次ぎ、都内でも影響が出ました。東海道新幹線は、朝から名古屋ー新大阪間で終日運転を取りやめ、東京ー名古屋間は本数を大幅に減らし、グリーン車を除き、全て自由席で運行されました。
「午前11時前の東京駅です。改札内の人の姿は計画運休の影響かまばらです。また、今後の状況を駅員に聞く人の姿もみられました」
東京駅でも、台風の影響にほんろうされる人たちが…。
「本当は今日の夜くらいに帰ろうと思っていたんですけど、何があるか分からないので早めに帰った方がいいのかなってことで午前中から、今もう来て帰ろうとしています」「名古屋空港から飛行機で花巻空港まで行く予定だったんですけど欠航になってしまって、急きょ名古屋から岩手まで新幹線に変更して今(切符を)買っています」
また空の便でも欠航が相次ぎ、西日本行きの便を中心に日本航空が253便、全日空で319便が欠航し、約5万2千人に影響が出ました。
「飛行機がいっぱいいっぱいだったので、ちょっと時間早めて今日は飛べないかもしれなかったんですけどとべた飛べたのでなんとか帰ってこれました」「台風の影響が怖かったので午後便を午前便に早めました」
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交通情報についてです。東海道新幹線は、あす(16日)、始発から通常通り運行する予定です。しかし台風の影響次第では、急きょ運転見合わせなどが発生する恐れがあるということです。
続いて空の便です。あす(16日)欠航となるのは日本航空で1便。全日空で3便で、いずれも羽田行きの始発の便となっています。
高速道路では、新東名の新城インターチェンジから豊田東ジャンクションの間で、あす(16日)午前6時から正午まで、通行止めの恐れがあると発表されています。
最後に海の便です。今夜(15日夜)、東京・竹芝を出航する大島行きは通常通り運行されます。また今夜、三宅・御蔵・八丈島に行く便は、条件付きで出航するということです。なお、あす(16日)の各ジェット船の運行は、あす(16日)の午前6時に決定するということです。