衆議院は国会のデジタル改革を巡り、本会議場でのタブレット端末の使用解禁を見送りました。登壇者が端末に表示される原稿を読む想定で、各会派が検討を進めてきましたが賛否が分かれ、歴代の議長や副議長が全員、反対したことも影響しました。今月4日に自民党の山口俊一議院運営委員長は伊吹文明元議長が、「議場で調べ物をするのは言語道断だ。頭に入れてから議場に入れ」と発言したと報告。自民党や立憲民主党も権威を重んじる立場から「難しい」と表明しました。