衆院選当選の新人議員が登院し決意語る “巨大与党”第2次高市内閣始動へ
その他 - 2026年2月18日 21時00分
衆議院選挙を受けて特別国会が2月18日に召集されました。午前8時の開門と同時に新人議員たちは晴れやかな表情で続々と登院しました。
東京の小選挙区全勝など歴史的大勝となった自民党の議員たちは意気込みを語りました。川松真一朗議員(東京23区)は「責任ある積極財政を進めるためには、いろいろな意味での構造改革が必要。高市政権を前に進めるために全力で頑張っていきたい」、門寛子議員(東京8区)は「託された責任の重さを痛感している。しっかり精進をして杉並の声を形に、日本列島を強く豊かに頑張っていく」と述べました。
前回の衆院選で自民党派閥の政治資金不記載問題による逆風で落選し、今回、国政復帰した丸川珠代議員(東京7区)は、自民党カラーである赤のジャケットに身を包み、決意を新たにしました。丸川議員は「政治とカネの問題は私の反省を踏まえて、この党が新しい気持ちで政治とカネの問題に向き合っていけるよう、過去の反省を生かせるよう、その立場から緊張感を持って臨んでいきたい」と語りました。また、公選法違反罪で2021年に略式起訴され公民権停止となり、5年ぶりの国政復帰となった菅原一秀議員(東京9区)は「天が与えてくれた試練の時と前向きに捉え、地域を回り国民の声を聞いてそれを肌身で体感することで、国会での審議の糧になるのではないか」と話しました。
歴史的多数を握った巨大与党に対して、野党議員からは「原点に戻り論戦に臨む」といった決意が聞かれました。
中道改革連合の泉健太議員(立憲民主党元代表)は「国会の様相が変わって、4分の3が与党という環境の中での論戦なので、もう一度自分自身原点に戻って論戦に挑まなければいけないという思い」と語りました。また、国民民主党の高沢一基議員(東京・比例)は「われわれ、手取りを増やすということをやっていたので経済政策と、防衛関係や安全保障もせっかく国会にいるので現実的なものへ取り組んでいきたい」、参政党の鈴木美香議員(東京・比例)は「思いは1つ、とにかく日本を守りたい。母の目線、主婦の目線、新人の目線で国会に切り込んでいきたい」と意気込みました。
一方で「東京に税収が集中している」として政府が地方税の偏在是正策を導入する方針について、東京選出の議員に聞いてみると、丸川珠代議員は「過去に地方が高齢化が進んでいる時はわれわれが支えてきた。今度は人材も含め、東京が支えてもらう番になる。地方の皆さまにも理解が得られるよう、財源も含めて地方の理解を得ながら進んでいきたい」、高沢一基議員は「東京は人口が多いので、施策を実行する時には財源が必要。地方を支援することと東京から外すことは違う議論として考えるべき」と述べました。
18日午後には衆参両院の本会議で自民党総裁の高市早苗氏が第105代首相に選出されました。自民党と日本維新の会との連立政権による第2次高市内閣では全ての閣僚が再任となり、衆院選で審議入りが遅れた新年度=2026年度予算案の成立を急ぐ方針です。また、高市首相が20日に行う施政方針演説では、衆院選で訴えた2年限定で飲食料品の消費税率をゼロにする案について超党派の「国民会議」で夏前に中間取りまとめを行い、税制改正関連法案の提出を急ぐ考えを示すほか、「責任ある積極財政」実現に向け、財政の持続可能性を示して市場の信認を確保すると言及するとみられています。