ルフィなどと名乗る指示役がいたとされる広域強盗のうち稲城市での強盗致傷などの罪に問われた男2人に対し東京地裁立川支部は、きょう（13日）懲役9年の判決を言い渡しました。
住所不定の無職・葛岡隆憲被告と札幌市の建設作業員・石栗一樹被告は去年10月稲城市の住宅に侵入し、3人に暴行を加え、現金約3500万円などを奪ったとして強盗傷害の罪に問われいます。きょう（13日）東京地裁立川支部で開かれた裁判員裁判で竹下裁判長は2人にそれぞれ懲役9年の判決を言い渡しました。判決理由として、「組織的かつ計画性の高い悪質な犯行。被害者らの精神的苦痛は大きい」と非難した一方で「基本的な事実関係を認め、被害者らへの謝罪の言葉を述べている」などと指摘しました。