新橋のビル爆発火災から1週間 業務上過失傷害の疑いも
事件・事故 - 2023年7月10日 11時05分
港区新橋のビルの飲食店で爆発火災が起きて、きょう(10日)で1週間となります。飲食店の隣の建物では、爆発で割れた窓ガラスの入れ替え作業が行われるなど、周辺では被害の影響がいまだ続いています。
今月3日、港区新橋のビル2階に入る飲食店で爆発が起き、4人が重軽傷を負いました。
「爆発からきょうで1週間です。建物は傷んでいるのが見て取れます。隣の街路樹には、爆発の影響を受けたのでしょうか、何かものがひっかかったままです」
爆発のあったビルの隣の建物では爆発の影響で割れてしまった窓ガラスの入れ替え作業などが行われていました。警視庁によりますと、これまでの現場検証などでビル2階の天井と3階の床の間を通るガス管の接続部分が一部ずれていたことが分かっています。爆発があった当日、ビル3階の空き店舗では内装工事が行われ、内装工事をしていた作業員が警視庁に対し、「床から出ていたガス管の一部に触れた」との説明をしているということです。警視庁は業務上過失傷害の疑いもあるとみて爆発の原因を捜査しています。