羽田空港 航空機衝突事故 管制画面に注意喚起機能
事件・事故 - 2024年1月5日 13時05分
羽田空港の航空機衝突事故で、滑走路に別の機体が進入した場合、注意喚起する機能が管制塔に備えられていたことが分かりました。
羽田空港の滑走路で日本航空と海上保安庁の航空機が衝突した事故で、着陸する機体が接近する滑走路に別の機体が進入した場合、注意喚起をする機能が管制塔に備えられていたことが分かりました。海保機の進入を検知していれば、管制官が使う表示装置の画面上で滑走路全体が黄色に点滅し、航空機が赤色で表示されていた可能性があります。海保機は滑走路に進入して約40秒にわたって停止していたとみられていますが、管制官は衝突まで海保機が滑走路上にいることに気付いていなかったとみられていて、運輸安全委員会や警視庁が詳しい経緯を調べています。