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日大重量挙げ部元監督、就任直後から20年以上「代理徴収」 大学側からの禁止通達あっても続行

事件・事故 - 2025年6月11日 19時00分
入学予定者の保護者から現金をだまし取ったとして日本大学重量挙げ部の元監督・難波謙二容疑者(63)が6月11日、送検されました。不正は20年以上続いていた可能性もあります。

警視庁によりますと、難波容疑者は授業料などを免除されていた入学予定の4人の保護者に「免除は2年目以降」などとうその説明をして、授業料などの名目で合わせておよそ200万円をだまし取った疑いが持たれています。

難波容疑者は学費を運動部が集めて大学側に支払う「代理徴収」を監督に就任した2000年から始めていて、2014年ごろから大学側から再三禁止するよう求められていたにもかかわらず続けていたということです。

調べに対し難波容疑者は「保護者の了承を得ていた」として容疑を否認し「私的に一切使用していない」と供述していますが、警視庁は難波容疑者が少なくとも10年間で48人の保護者から現金およそ3800万円をだまし取ったとみて捜査しています。

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