東京・福生市にある児童館に、横田基地への降下訓練中のアメリカ軍のパラシュートが落下していたことが分かりました。

福生市によりますと12月1日、児童館の屋上で職員がアメリカ軍のものと思われるパラシュートを見つけ、市の職員が回収するとともに防衛省に連絡すると、その後、アメリカ軍のものであることが判明しました。

防衛省などによりますとアメリカ軍の兵士が11月20日に降下訓練をしていたところ、パラシュートを切り離した際に風によりコースを外れ、横田基地の外に落下したということです。その後、アメリカ軍は児童館の敷地内で市に無断でパラシュートを回収しましたが、補助用のパラシュートが残ったままだったということです。

防衛省はアメリカ側に対し、適切な情報提供や安全管理の徹底などを申し入れています。