都営大江戸線22日の運転見合わせ原因はレール流れる電気の漏電か
事件・事故 - 2023年10月24日 11時05分
おととい(22日)、線路内で火花が確認されたとして運転の見合わせが続いた都営大江戸線について、レールに流れる電気が漏電していたことが原因と見られることが東京都の交通局の調べでわかりました。
この運転の見合わせは都営大江戸線の築地市場駅と勝どき駅の間の線路内で火花が出ているとして全線が運休したもので約11万人に影響がでました。都の交通局がトラブルの状況を調べたところレールに取り付けられている防水扉のゴムの部分が焦げて溶けていることを確認。本来、レールに流れる電気がレール下にある鉄筋に伝わり、そこで発生した熱が通常よりもレールの温度を高くしたことでゴムを溶かしたとみられるということです。都の担当者によりますと「経年劣化の中で水が入り込んで今回の電気の通り道が出来た可能性がある」ということです。都は既に原因となった鉄筋は除去していて、都では今後、ほかの場所でも同じような状態のものがないか調査するということです。