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東大前駅の切り付け…逮捕の男「親から教育虐待受けた」 黙秘から一転「近くの男性狙った」

事件・事故 - 2025年5月9日 19時00分
東京・文京区の東京メトロ東大前駅で5月7日夜、男性が刃物で切り付けられた事件で、黙秘を続けていた容疑者の男が動機の背景について「親による教育虐待が原因だ」と供述していることが分かりました。

警視庁によりますと、逮捕された長野県生坂村に住む戸田佳孝容疑者(43)は東京メトロ南北線の東大前駅のホームで電車に乗り込もうとしていた大学生(20)の頭などを複数回包丁で切り付け、けがをさせた疑いが持たれています。

当初、警視庁の調べに黙秘していた戸田容疑者ですが、一転して動機について供述を始めたということです。戸田容疑者は「親から教育虐待を受け、不登校になり苦労した。度が過ぎると子どもがぐれて犯罪を犯すことを世間に示したかった」と供述しているということです。また、東大前駅を選んだ理由については「名前に『東大』が付いていたので、教育虐待を連想させやすいと思った」と話す一方、被害に遭った大学生については「たまたま近くにいた男性を狙った」と供述しているということです。

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