町田市できのう（5日）、乗用車が消防署の建物に突っ込み、巻き込まれた歩行者が死亡した事故で、運転していた80代の男性が「アクセルとブレーキを踏み間違えた」と話していることが新たに分かりました。
「車はこの駐車場を出て消防署に突っ込んだとみられています」
きのう（5日）午後4時半ごろ、町田市本町田の路上で乗用車が歩道に乗り上げたあと、町田消防署の建物に突っ込み、近くを歩いていた会社員の高篠一美さん61歳が巻き込まれて、死亡しました。車を運転していた80代の男性は自動車運転過失致死の疑いで逮捕されましたが、健康上の理由により釈放されました。「アクセルとブレーキを踏み間違えた」と話しているということです。警視庁は駐車場から出る際に運転操作を誤って消防署に突っ込んだ可能性があるとみて当時の詳しい状況を調べています。