台東区 次女殺害「家庭に働きかけ不十分」
事件・事故 - 2025年1月29日 15時05分
台東区で有害物質を摂取させられ、4歳の女の子が殺害されたとする事件で、東京都は「家庭への働きかけが不十分だった」とする報告書を公表しました。
一昨年(2023年)3月、台東区の夫婦が不凍液に含まれる有害物質を摂取させ4歳の次女を殺害したとされる事件で、東京都は児童相談所などの関係機関の対応を検証していて、きのう(28日)報告書を公表しました。報告書によりますと都の児童相談所と区の子ども家庭支援センターが2019年に連携して次女を一時保護しました。ただ、その後区のセンターが家庭訪問を断られ、児童相談所には援助を要請しなかったということです。
東京都は「家庭訪問を拒否するなど夫婦の対応が変化したのに家庭への働きかけが不十分だった」と指摘しています。