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KADOKAWA元五輪室長に有罪判決 懲役2年・執行猶予3年

事件・事故 - 2023年6月15日 20時10分
東京オリンピック・パラリンピックを巡る汚職事件で、贈賄の罪に問われた出版大手カドカワの元オリンピック担当室長の裁判が開かれ、懲役2年、執行猶予3年の判決が言い渡されました。
この裁判は大会組織委員会の元理事で受託収賄の罪で起訴された高橋治之被告に約6900万円を提供したとして、カドカワのオリンピック担当室長だった馬庭教二被告63歳が 贈賄の罪に問われたものです。きょう(15日)の判決公判で東京地裁の中尾佳久裁判長は、カドカワの前会長角川歴彦被告や元専務と共謀したと認定し、「賄賂供与の実態を隠すためにコンサルタント料名目で支払うなど偽装工作に主体的に関与した」と指摘。懲役2年の求刑に対し、懲役2年、執行猶予3年の判決を言い渡しました。

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