港区新橋のビルの飲食店で起きた爆発火災…。当日、一つ上の階で内装工事をしていた作業員はガス管に触れた認識があったが、「ガスは通っていないと思った」などと説明していることが分かりました。
「あれから３日が経ちましたが、未だに物を焼いたような臭いが残っています」
今月3日、港区新橋のビルの2階に入る飲食店で爆発が起き、4人が重軽傷を負いました。警視庁によりますと当日、一つ上の階の空き店舗で内装工事が行われていたということです。調べに対し内装工事の作業員は「床から出ていたガス管の一部に触れた」趣旨の説明をしていましたが、新たに「ガスは通っていないと思った」と話していることが分かりました。作業員は手で、ガス管の蓋を外そうとしましたが動かなかったため、レンチで回そうとしたところ、空回りしたということです。この時にガス管の接続部がずれ、ガス漏れした可能性があるとみて、警視庁は調べを進めています。