ＮＴＴ西日本の子会社の元派遣社員が顧客情報を不正に流出させた問題が広がりを見せています。
都内の自治体でも足立区と町田市で合わせて1万5000人の個人情報が流出した可能性があることが分かりました。

この問題は、ＮＴＴ西日本の子会社で働いていた元派遣社員が自治体を含む59団体、およそ900万件の顧客情報を不正流出させたものです。この問題に関して足立区では区民7000人分、町田市では市民8000人分の個人情報が流出した可能性があると、それぞれの自治体が発表しました。足立区では2017年度、町田市では2015年度に特定検診の受診を呼びかける業務をＮＴＴ側に委託していたということです。そのため、特定検診の未受診者の個人情報に関して、氏名・電話番号・住所などが流出した恐れがあると見られています。