東京・新宿区歌舞伎町の商業ビルで知り合いの女性を巡るトラブルとなった男性の胸などをナイフで複数回刺して重傷を負わせたとして、20代の男が逮捕されました。

警視庁によりますと殺人未遂の疑いで逮捕されたのは、神奈川・藤沢市の派遣社員・広瀬龍斗容疑者（28）です。広瀬容疑者は10月27日、新宿区歌舞伎町にある商業ビルで男性（当時19）の胸などを刃渡り10センチほどのナイフで3回刺し、重傷を負わせた疑いが持たれています。知り合いの女性がこの男性との金銭トラブルを広瀬容疑者に相談し、3人で話し合った際に口論となり、携帯していたナイフで男性を刺したとみられています。

広瀬容疑者はその場から逃走しましたが、現場には広瀬容疑者のものとみられるリュックサックが残されていて、刃渡りおよそ20センチの包丁が入っていたということです。調べに対し広瀬容疑者は「ナイフで殺してやろうと思い刺しました」と容疑を認めています。