小林製薬の「紅麹原料」を含むサプリメントで健康被害の報告が相次いでいることを受け、消費者庁は新たに検討会を立ち上げ、機能性表示食品の製造過程での安全性の担保などを議論することが分かりました。
（佐藤記者）
「健康被害が拡大しているこちらの小林製薬のサプリメント。こちらに機能性表示食品という表示があるんですが…消費者庁がこの機能性表示食品のあり方について検討します」
消費者庁は、機能性表示食品制度の今後のあり方を来月末までにとりまとめる方針で、そのための外部の専門家による検討会を立ち上げる事を決めました。
検討会では、機能性表示食品の製造過程での安全性の担保の仕組みや健康被害情報の報告のルールを具体的に議論するということです。
消費者庁は、今月中の立ち上げを目指すとしています。