東京都内で転落死亡事故が相次ぎました。

8月5日午後6時ごろ、北区赤羽の高層マンションで「小さい女の子が倒れている」と消防に通報がありました。女の子はマンションの3階屋根部分にうつぶせの状態で倒れていたということです。女の子はこのマンションに住む小学生で、病院に運ばれましたがその後、死亡が確認されました。警視庁は何らかの理由でマンションから転落したとみて、詳しく調べています。

一方、文京区の東京大学でも事故が起きました。5日午後10時ごろ、大学の関係者から警視庁に「友人が煙突に登ったまま急にいなくなった。落ちてしまったのではないか」と110番通報がありました。警視庁によりますと、工学部の7階建ての建物屋上にある煙突から転落したとみられ、地下1階部分で中国籍の30代の女性が倒れているのが見つかり、搬送先の病院で死亡が確認されたということです。女性は通報者と共に夜景を見るために建物の屋上を訪れ、女性1人で煙突に登り、その後、落下したとみられています。警視庁は事故が起きた詳しい経緯などを調べています。