警視庁がガールズバーを一斉摘発 無許可で接待営業か、8店舗の13人を逮捕
事件・事故 - 2025年6月30日 19時00分
風営法の改正を受け、警視庁が東京・渋谷区や新宿区などで営業していたガールズバーの一斉摘発に乗り出しました。
警視庁によりますと、現行犯逮捕された渋谷区道玄坂のガールズバー「ダイスバー」の経営者・西山大介容疑者(32)は風俗営業の許可を得ていないにもかかわらず、男性客に対し女性従業員をカウンター越しに接待させるなどした疑いが持たれています。
摘発前の店舗内を潜入取材したTOKYO MXの映像には、カウンター越しに接客する西山容疑者や女性従業員の姿や、従業員が合いの手を入れるなど接客を伴ったカラオケを行う姿も見られ、いずれも風営法違反に該当する行為が確認できました。
この店はこれまでに3回、警視庁から注意喚起と指導を受けていながら無許可営業を続けていたとみられ、西山容疑者は調べに対し「売り上げが上がればいいと考え、無許可で営業していた」と供述しているということです。
6月28日に施行された風営法改正に伴う警視庁の一斉摘発では、渋谷区や新宿区など8店舗の13人が逮捕されました。多くの容疑者らは無許可営業の理由について「時間の制約がなく効果的に集客でき、短期間で利益を上げられるため」などと供述しているということです。