土木工事会社2社 2億7000万円脱税疑い オリパラ事業も請け負う
事件・事故 - 2023年6月19日 15時05分
架空の経費を計上するなどしあわせて約2億7000万円を脱税したとして葛飾区の土木工事会社とその代表などが東京地検に告発されました。
東京国税局が法人税法違反や消費税法違反などの疑いで告発したのは葛飾区の土木工事会社「秀和建設工業」と中村秀美代表、それに中村代表の夫が経営する葛飾区の「中村建設工業」です。
関係者によりますと中村代表は2つの会社の間で取引があったように見せかけ架空の外注費を計上し所得を過少申告して2018年からおととしに2社で合わせて約7億7000万円の所得を隠した疑いがあります。
信用調査会社などによりますと2つの会社は東京都の水道工事や東京オリンピック・パラリンピックの工事で発生した残土を受け入れリサイクルする事業を請け負っていたということです。