去年4月の江東区長選挙を巡り、公職選挙法違反の罪に問われている前区長、木村弥生被告に対し、東京高等裁判所はきょう（22日）、区長選挙への立候補を5年間禁止する判決を言い渡しました。
去年4月の江東区長選挙を巡っては木村被告を支援していた柿沢未途元衆議院議員が、区議会議員らに現金を渡したなどとして公職選挙法違反の買収などの罪で今年3月、懲役2年、執行猶予5年の有罪判決を受けました。これを受けて東京高検は、柿沢元議員が「組織的選挙運動管理者」に当たるとして連座制を適用し木村前区長の5年間の区長選挙への立候補禁止を求める行政訴訟を起こしていました。東京高等裁判所はきょう（22日）、木村前区長に対して検察の請求通り、区長選挙への立候補を5年間禁止する判決を言い渡しました。一方、木村被告の刑事裁判は既に結審していて、来月14日に判決が言い渡されます。