TOKYO MX > ニュース > 校庭のくぎで児童けが 岸本 杉並区長が謝罪「把握は1か月後」

TOKYO MX ニュース

東京で暮らし
働く人のためのニュース番組

校庭のくぎで児童けが  岸本 杉並区長が謝罪「把握は1か月後」

校庭のくぎで児童けが 岸本 杉並区長が謝罪「把握は1か月後」

事件・事故 - 2023年5月24日 20時30分
事故を知ったのは1カ月後だったということです。杉並区の小学校で校庭から突き出たくぎで児童がけがをした事故をめぐり、杉並区長が把握したのは発生から1か月後だったことを明かし、情報共有の遅れを謝罪しました。

岸本区長:
「このような重大な事故について教育委員会との情報の共有が遅れたことに対し深くお詫びを申し上げます」

杉並区教育委員会によりますと、区立荻窪小学校で先月13日、児童が地面から突き出たくぎで十数針縫うけがをした事故があり、これまでの調査で区内の小中学校64校から4200本以上のくぎなどが見つかるなど影響が広がっています。きょうの会見で岸本区長は、事故を把握したのがおよそ1か月後の今月10日だったことを明らかにし、情報共有の遅れを謝罪しました。理由として教育委員会と区の危機管理部門の間で共有すべき情報の基準が明確でなかったためとし、共有のルールを見直す考えを示しました。

岸本区長:
今後、危機管理上の情報連携ルールについて点検し、改善を図ってまいります。また区内の小中学校の校庭に残るくぎについては、来月22日までに調査や撤去作業を終えたいと述べました。

事件・事故