選手村の全貌も! 臨海部の五輪施設が完成間近
五輪 - 2019年7月4日 18時30分
東京オリンピックの開幕まであと1年余りとなる中、東京の臨海部に新たに設けられる競技会場や選手村が公開されました。1年後に迫った本番に向け、工事は順調に進んでいます。
競泳や飛び込みなどの会場となる東京・江東区のアクアティクスセンターはおよそ8割の工事が終わっていて、2020年2月に完成する予定です。この会場は高い場所での作業を減らすため、地上で造ったおよそ7000トンの屋根を37メートルの高さまでつり上げる「リフトアップ工法」が用いられました。現在は外側の工事に加えて、内部の競泳用や飛び込み用、ウオーミングアップ用プールの工事が進められています。
選手村には、選手や関係者およそ1万8000人を受け入れる14階から18階建ての宿泊棟が21棟建てられます。今年初めの時点では仮設の足場で囲われていたり最上階まで建設が進んでいない施設がありましたが、今では外観の工事が終わっている施設もあり、全体の8割以上が完成しているということです。