TOKYO MX > ニュース > 患者虐待のあった旧滝山病院が再発防止策を発表「開かれた、いい病院に」 東京・八王子

TOKYO MX ニュース

東京で暮らし
働く人のためのニュース番組

患者虐待のあった旧滝山病院が再発防止策を発表「開かれた、いい病院に」 東京・八王子

福祉・教育 - 2024年11月28日 19時00分
看護師らによる患者の暴行事件を受けて、11月から病院名を変えた東京・八王子市の旧・滝山病院が11月28日に会見を開き、再発防止策を説明しました。旧滝山病院では2023年2月以降、看護師ら合わせて5人が暴行容疑で立件され、東京都の改善命令を受けて2024年1月に院長らの辞任を盛り込んだ改善案を提出していました。

28日の会見には新たな院長らが出席し、第三者委員会などから指摘された看護師の常勤率の低さについて、2024年2月時点のおよそ15%から、2025年4月までに75%まで引き上げる目標が示されました。また、入院患者に対して担当の看護師を割り当てる体制の整備や院内へのカメラの設置など、再発防止策を進めるということです。新たな病院名「希望の丘八王子病院」の新院長となった工藤龍彦院長は「開かれた病院として、いい病院にしていきたい。地域のために精神科医療、透析も含めてしっかりやっていきたい」と決意を語りました。

福祉・教育