東村山市は野球やテニスなどのスポーツ施設に加えて、大雨のときには貯留機能をもつ防災公園を新たに整備する方針を示しました。
東村山市　渡部市長：「スポーツアンド防災公園として市民の皆様に大変お役に立つそういう公園になるものと考えている」「買い物としては私が市長に就任　　して最大の買い物になるかと」
東村山市は、シチズン健康保険組合が所有していた施設を前川公園として整備するため約26億円で取得しました。この敷地内には野球のグラウンドやテニスコートなどがあり、2万1000平方メートルもの広さをもちます。東村山市によりますと、隣接する河川、前川の周辺では大雨のときに浸水被害が頻繁に発生しているため、いずれは野球グラウンドの地下に川の水を貯留できる調節池を建設していく方針だということです。市はこの公園を順次一般開放していく予定で、2030年以降に調節池の建設にむけて本格的に取り組む考えです。