<子どもの未来>晋平太が授業 ラップで“思い”をぶっちゃける!
福祉・教育 - 2019年8月26日 18時30分
子育てや独自の教育法など「子どもの未来」をあらゆる角度から深堀りするTOKYO MX NEWSの特集コーナーです。
東京・東村山市出身のラッパー、晋平太さんはラップを普及させようと全国で講座を開いています。「君のことばプロジェクト」で晋平太さんは都内の学校を訪ね、生徒が心にためている思いを自分の言葉で表現できるようにと、ラップの特別授業を開いています。今回は晋平太さんの母校、東京・府中市にある明星中学校で行われた様子を取材しました。
晋平太さんの自己紹介のラップから始まった授業のテーマは「ゼロを1にすること」です。感情の触れ幅が大きい、思春期の生徒の自己肯定感を高めてあげたいと、晋平太さんは教壇に立ちました。
初めてのラップで、思春期が抱えるさまざまな思いを“ぶっちゃけ”させ、自信へとつなげます。生徒たちはノートやタブレットに、自らを紹介する文章を書き出していきます。夢や目標など、自分自身を見つめ返しながらも、なかなか手が進まず、「思いを言葉にすること」に苦戦する生徒たちもいましたが、自問自答を繰り返し、それぞれの気持ちをラップに込め、クラスメートに“ぶっちゃけ”ます。生徒たちは普段話さないような思いをラップに乗せ、照れながらも懸命に取り組みました。
ラップによって切り開かれた「未来」──。自分の素直な気持ちと向き合うことで、授業のテーマ「ゼロから1」を生み出し、また一歩、大人へと近づきました。
(※動画 0'33"に表示の曲名は、正しくは「同じ雲の下」です。訂正、おわび致します)