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23区初 葛飾区で一時移転先の施設を整備

福祉・教育 - 2023年11月22日 11時05分
葛飾区は、区内にある特別養護老人ホームなどで施設の老朽化に伴う工事を行う際、入居者が一時移転するための施設を新たに整備すると発表しました。区独自で行うのは、23区では初となります。
葛飾区には、特別養護老人ホームなど31の高齢者施設がありますが、このうち、半数以上にあたる17施設が築20年以上で、区は老朽化した配管を更新する必要があるとしています。このため、葛飾区は、工事を行う際、その期間中、利用者が一時的に移転するための施設を葛飾区南水元の都営住宅跡地に整備すると青木区長がきのう(21日)の会見で発表にしました。区が独自で一時移転先となる施設を整備するのは、23区では初の取り組みです。葛飾区は、今年度の補正予算に、設計費用として3400万円を計上し、来年度までに基本設計を立て、2027年度からの運用を目指すとしています。建設費用など含めた全体の予算は、20億円規模になる見込みだとしています。

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