厚生労働省は2025年度から開始する育児休業給付の拡充策について詳細案を示しました。
きのう（13日）行われた労働政策審議会の部会で示された育児給付の拡充策では、両親ともに育児休業を14日以上取った場合、育休給付を現在の手取りの実質8割から10割に増やすことが盛り込まれました。この制度は2025年度から開始するとしています。拡充策では、現在、育休を取得する男性の約5割が2週間未満しか取っていない事態を踏まえ条件を14日以上としました。男性の「産後パパ育休」取得を促すとともに育児中の家庭の経済的な負担を軽減させるのが狙いです。