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町田市、送迎バスの「置き去り事故防止」安全装置設置を補助 出産・子育てサポートも拡充

福祉・教育 - 2023年2月14日 20時30分
 東京都内の自治体では2023年度予算案の発表が続いています。今年は子育てについて先進的な取り組みをする自治体も相次いでいます。今回は町田市が2月14日に発表した新年度予算案のうち、子育てに関連する取り組みをピックアップしました。

 町田市ではこれまで、妊娠した人へのサポート面接や出産後の訪問面談などの相談支援を行っていましたが、新年度からは妊娠8カ月の妊婦に向けたアンケートを新たに実施します。これによって出産準備が整っているか判断し、不十分であれば保健師が助言することで出産の不安を解消します。さらに、国と都と自治体が協力して行う経済支援として、面談時に5万円ずつの「応援ギフト」の支給が開始されます。この結果、相談支援と経済支援の両面から切れ目のないサポートを行います。

 さらに、2022年に保育園の送迎バスで起きた「園児置き去り事故」が社会問題となりましたが、町田市はこの対策として1億2800万円の予算額を付け、送迎バス128台への緊急用ブザーなどの安全装置の設置にかかる経費を補助します。保育園や幼稚園などに送迎バスで通う子どもの安全の確保につなげたい考えです。

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