「はしか」2月以降に5人の感染を確認/5 cases of measles confirmed since February.
福祉・教育 - 2024年3月22日 13時05分
「はしか」への感染確認が全国で相次ぐ中、東京都はきょう(21日)、2月以降に都内で5人の感染を確認していることを明らかにし、症状に疑いをもった人には医療機関への連絡をするよう注意を呼びかけています。
きょう(21日)午前、都庁で、感染症対策について話し合う会議が開かれ、国内で相次いで発生している「はしか」の患者の発生状況について報告が行われました。
「はしか」は、発熱やせき、鼻水など風邪に似た症状が出るもので、同じ空間にいるだけで空気感染する感染力が極めて強いウイルスです。
東京都によりますと、17日までに都内で感染が確認されたのは5人です。
これまでに発表していた海外渡航歴のある患者ら4人に加え、その患者の家族の5歳未満の女児の感染が確認されたということです。
東京都はさらに感染が広がる可能性があるとして、予防のためのワクチンの接種や「はしか」を疑う症状がある人は、医療機関に連絡するよう呼びかけています。