TOKYO MX > ニュース > 豊島区 新年度予算案で“朝の小1の壁”解消へ

TOKYO MX ニュース

東京で暮らし
働く人のためのニュース番組

豊島区 新年度予算案で“朝の小1の壁”解消へ

福祉・教育 - 2025年2月4日 19時00分
東京・豊島区は新年度=2025年度予算案が過去最大規模の1705億9300万円になると発表しました。子育て政策や池袋駅周辺の再開発などを打ち出しました。

子育て政策では、朝の子どもの居場所がない、いわゆる「朝の小1の壁」解消のため、朝の学校での児童預かりを全ての区立小学校で行うと発表しました。2月4日の会見で豊島区の高際みゆき区長は「4月から小学校全校で開始する。4月に入学する子を持つ保護者にいろいろな学校で説明している中で、これを説明できることは大きな安心材料になっているのではないか」とアピールしました。これまで朝の学校での児童預かりを実施していたのは区内の2校で、新年度からは全ての区立小学校22校で行います。豊島区によりますと、全ての学校で行うのは東京23区では初めてだということです。

また、助産師の育児支援事業を訪問型でも行うなど産後ケア事業の拡大や、不登校対策支援員の配置校を増やすなどの政策が盛り込まれています。

福祉・教育