台風被害の八丈島・青ケ島の“観光復活”イベント 都庁で開催
地域・まち - 2026年3月6日 21時00分
八丈島などを襲った台風被害から間もなく5カ月となります。東京都庁の南展望室では八丈島と青ケ島の観光復興キャンペーンが始まり、特産品などがずらりと並びました。
このイベントは去年10月の台風で被害を受けた八丈島と青ケ島の復興のために、東京都が新たに開始した観光促進キャンペーンを盛り上げようと開催しました。初日となった3月6日は八丈町の山下奉也町長や青ケ島村の佐々木宏村長も駆け付け「島へ観光に訪れてほしい」と呼びかけました。八丈町の山下町長は「みんなおじゃりやれ八丈へ。島言葉で『いらしてください』」、青ケ島村の佐々木村長は「行ってみたい、また訪れたいと思ってもらえる広がりにつながることを心より願っている」とあいさつしました。
東京都が3月2日から実施している観光促進キャンペーンは、対象の八丈島への旅行プランの料金が最大で4割引きになるもので、八丈島から訪れた事業者たちも島の基幹産業である観光の復活に期待を込めます。八丈町でホテルを経営する男性は「2日から始まったがすごい反響。初日もすごくたくさん電話がかかってきた。ネット予約も通常の10倍から12倍ぐらいの予約数」、八丈町で飲食店を経営する女性は「最近は若い人もたくさん来島している。八丈島の魅力に触れてまた来島につながるように、ご縁をつないでいけたら」と話しました。また、イベントを訪れた人からは早速「島に行ってみたい」という声が聞かれ「東京から飛行機に乗ればすぐ行けるんですね」「すごく自然豊かな島なのかなと、行ってみたいという気持ちになった」などと話していました。
東京都の小池知事はこの日の定例会見で「台風以前の島に戻すのではなく、にぎわいや活力あふれる島へと進化させていく。新年度もしっかりと取り組んで、多くの観光客が訪問してもらえるような後押しをしていきたい」と述べ、新年度も島の復興に力を入れると強調しました。
このイベントは都庁第1本庁舎の南展望室で3月12日まで開かれます。
<東京都が支援で最大4割引き 八丈島・青ケ島へ『復幸旅』>
八丈島と青ケ島では台風被害のため、いまだに産業への影響も続いています。こうした中、東京都は『復幸旅』と銘打って3月2日から観光キャンペーンを始めています。
八丈島のキャンペーンでは、対象の八丈島への旅行プラン(7月31日チェックアウト分まで)の料金が最大で4割引きになる上、島内の飲食店などで使える1人1泊3000円分の買い物券が配布されます(「買い物券」の配布は予定数に達し次第終了)。また、青ケ島のキャンペーンについては3月中に青ケ島への割引ツアーの販売を開始する予定です。
八丈島のホテルではキャンペーン開始後に予約数が10倍以上に増えたといい、東京都の担当者も予約数が好調だと話しています。