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中野サンプラザ 解体まで広場を暫定活用へ…にぎわい創出&維持管理費に充当も

地域・まち - 2025年10月23日 15時00分
再開発計画が白紙となっている東京・中野駅前の「中野サンプラザ」の敷地内の広場について、中野区は解体までの間、イベントスペースなどとして暫定的に活用する方針を明らかにしました。

中野サンプラザを巡っては建設費の高騰などで再開発計画が白紙となっていて、現在、残っている建物の維持管理に今年度2100万円ほどかかると見込まれています。

こうした中、中野区の酒井直人区長は10月23日の会見で、街のにぎわいを生み出すため、サンプラザの南側広場を31日からダンスや楽器演奏などの文化活動に無料で貸し出す方針を示しました。営利目的のイベントなどについては有料で貸し出し、維持管理費に充てます。酒井区長は会見で「中野は文化・芸術の発信拠点として今まで中野サンプラザがあったし、次もそういう拠点としていきたい。そういう人たちに使ってもらいやすいスキーム」と説明しました。

中野区は今後、建物内部の1階ホールの暫定利用についても検討するほか、建て替えに向けた新たな方針を今年度中に示すということです。

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