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東京都内の公園で「蛇口」の盗難相次ぐ パトロールなど対策を強化

地域・まち - 2025年7月7日 19時00分
東京・江戸川区内の複数の公園で、水飲み場の蛇口が盗まれる被害が相次いでいます。

日差しが照り付け暑いこの季節、喉を潤すために利用されるのが、公園にある水飲み場です。ところが水飲み場の「蛇口」がなくなっていて、その横に「蛇口の盗難。使用不可」の張り紙が張られる公園が相次いでいます。

発覚したのは今年5月、区民による「公園の水飲み場から水が出しっ放しになっている」という110番通報でした。通報を受け、警視庁や区が調べたところ、区内15カ所の公園で蛇口が盗まれていることが分かりました。相次ぐ被害に近隣住民からは「駄目なんだ。使用不可? 散歩していて喉が渇いたら水を飲むけれど、考えられないね。どこかが買い取ってくれるのか」といった声も聞かれました。

蛇口がなくなる被害は葛飾区でも確認されていて、順次、被害箇所の取付作業を行っているということです。さらに被害は蛇口だけにとどまらず、江戸川区内の公園では6月、子どもの銅像が台座ごとなくなりました。

被害に遭った2つの区では既に被害届を出していて、警視庁と連携して公園のパトロールを強化するなど対策を進めています。

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