復興庁「復興のストーリー」を大阪・関西万博で展示へ 一方、都民の関心は…?
地域・まち - 2025年1月22日 19時00分
4月に開幕が迫る「大阪・関西万博」で、「東日本大震災からの復興」をテーマにした展示を行う復興庁が出展内容の詳細を発表しました。会見で伊藤復興相は「被災地の復興しつつある姿やその魅力を世界に発信する」と意気込みました。
パビリオンでは、被災地から未来に向けて「震災伝承・災害対応」や「最新技術」など4つのテーマで「復興のストーリー」を展示するということです。伊藤復興相はこの展示を被災地に訪れてもらうきっかけにしたいとしています。
<都民に聞いた「大阪・関西万博に行きたい?」>
開幕まで3カ月を切り、会場ではパビリオンの完成に向けて準備が進められ、大阪府内ではカウントダウンパネルが設置されるなど、PRが行われています。一方で、前売りチケットは販売目標の半分程度にとどまっているのが現状です。大阪・関西万博について、東京都民はどう思っているのでしょうか。有楽町駅前で都民に聞きました。
税理士という女性(80代)は「前回の大阪万博は興味があったが、今年の万博は全部遅れているでしょ。私はあのキャラクターが嫌い。撤退した国もあるということが気持ちをダウンさせる一つの要因かもしれない」と話していました。一方、無職の男性(70代)は「できたら行きたい。火星の石は1回見てみたい」、会社員の男性(40代)は「どういうものがあるのかよく分かっていないので、行きたいとはあまり思わない。交通費とか旅費とかいろいろ考えたらちょっと。東京だったら考えるが、大阪だと二の足を踏むというのが正直なところ」と話しました。また学生の女性(10代)は「母が行きたいと言っているので、家族みんなで行くつもり」と話し、母親(50代)は「コロナ禍で実家に帰る機会もなかったので、万博を機会に関西に行くことも兼ねて。街もいろいろ変わっているみたいなので、1度行きたいねという話は家族でしている」と話していました。