TOKYO MX > ニュース > 被災地へ迅速に支援物資を…あらかじめ拠点に備蓄 全国10カ所のネットワーク目指す

TOKYO MX ニュース

東京で暮らし
働く人のためのニュース番組

被災地へ迅速に支援物資を…あらかじめ拠点に備蓄 全国10カ所のネットワーク目指す

地域・まち - 2025年8月28日 19時00分
災害支援事業にも取り組む大手たばこ製造会社とNPO法人らが、災害が起きた際、備蓄した物資を被災地に迅速に届ける「避難生活支援ネットワーク」を立ち上げると発表しました。

ネットワークのメンバーは「発災後、支援物資を迅速にまとめて届けていくことを、エリアを限定することなく、日本全国まとめて素早く届けていく。災害関連死ゼロへ、行政・企業・市民と力を合わせ、新しい災害対応プロジェクトにチャレンジしていく」と述べました。

これまで大きな地震が起きた際には水道や道路などのインフラが寸断され、避難所の食事や簡易トイレなど、必要な物資の迅速な提供が課題として指摘されてきました。

今回のプロジェクトはあらかじめ全国各地の拠点に支援物資を備蓄しておくことで、災害が起きた際、被災地にいち早く届ける計画です。今年度内に段ボールベッド750人分やキッチンカー5台、それに簡易トイレ100台を配備することを目指し、将来的には全国に10カ所の拠点を設けるということです。

地域・まち