JR品川駅 線路切り替え工事公開 山手線は夕方までストップ
地域・まち - 2019年11月16日 18時30分
東京の都心部を一周するJR山手線の3分の1に当たる区間が、11月16日の始発から午後4時ごろまで運休しました。
これは2020年の春、品川駅と田町駅の間に開業する高輪ゲートウェイ駅に線路を通すための切り替え工事が行われているためで、大崎駅から東京駅を経由して上野駅までの区間で運休しました。
一方、この区間以外は午後6時ごろまで、通常の7割の本数で折り返し運転をしていました。
品川駅の周辺では16日未明、3カ所で約2000人が作業に当たり、重機で古い枕木やレールを撤去や新たに設置するレールを運んだりしていました。
山手線が工事のため運休するのは、1987年のJR発足以来初めてで、56万人に影響が出たとみられます。
また、16日は山手線の運休区間と並行する京浜東北線の品川駅と田町駅の間も終日運休となり、上野東京ラインや埼京線などが本数を増やして運行しました。